大昔、人類が二足歩行をはじめてから腰痛があったと言われています。
中高年の、特に女性の方は腰背痛に悩まされた事も多いと思います。
女性は閉経とともに、ホルモンバランスが変化して骨粗鬆症となります。
骨粗鬆症が進行して、徐々に脊椎の圧迫骨折が生じると、慢性的な腰や背中の痛みの原因となります。急に激痛が起こることもあります。何か重いものを持った拍子に、また階段を踏みはずした時などは激痛のため臥床せざるを得ません。
骨折を伴う骨粗鬆症が原因で、日常生活に支障を来たした時間を調査したものがあります。
なんと、2ヵ月半あまりという数字が出ています。高齢者になればなるほどその期間は長くなります。
臥床する時間が長くなれば、運動機能ばかりでなく、呼吸機能、消化機能、脳機能など、その他の身体機能も低下してきてしまいます。
いわゆる「寝たきり」になる可能性があります。骨粗鬆症による圧迫骨折は寝たきりの原因のひとつなのです。
いつまでも元気に歩いていたいものです。寝たきりを予防するためにも「骨粗鬆症」の検査・予防を行いましょう。
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