逆さまつ毛により眼球の表面を刺激して、痛みやかゆみを生じます。
放置すると重要な角膜を傷つけることになります。手術は保険適応で行います。
Jones変法やHotz法に準じた方法で手術を行います。
睫毛のラインの下約1mmのラインで皮膚切開をします。
余剰皮膚と皮下組織、眼輪筋を切除した後、ゆるんだ下眼瞼牽引靭帯の短縮(前転)と瞼板前組織の処置を行い下眼瞼を適度に外反させます。
皮膚切除のみではほとんどの例で再発します。
術後の腫れや皮下出血斑(個人差あります)がおさまるには約1週間要します。
皮膚縫合瘢痕が目立たなくなるには数ヶ月間要します。
手術費用(保険適応3割自己負担額):約¥13,000(片側)
眼瞼下垂が原因で逆さまつ毛になっている場合が多くみられます。
その場合、眼瞼下垂症手術を行うことで内反は改善します。
上下まぶたの逆さまつ毛の手術(眼瞼下垂症手術)のみでは内側部の内反が改善しにくいことがあります。
この場合は、内眥形成術(目頭切開、目頭形成)を追加あるいは同時に行います。
最内側の数本は手術(目頭切開を行っても)により改善が期待できないことがあります。その場合は定期的な抜毛処置をうけることをおすすめします。
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